Raspberry Pi3でvsftpdのインストール方法

vsftpd(Very Secure FTP Daemon)は安全性/堅牢性に優れた高速のFTPサーバーです。FTPサーバーを構築することでサーバーとファイルの送受信が行えます。ここではRaspberry Pi3におけるvsftpdのインストール方法について解説していきます。

01: vsftpdのインストール

bash


$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get install vsftpd

02: 「/etc/vsftpd.conf」の編集

bash


$ sudo nano /etc/vsftpd.conf

vsftpd.conf


/**
 * 変更箇所: コメントアウトを外す
 */
# アップロードを有効にする。
write_enable=YES

# パーミッションを設定する。022を設定した場合、-rw-r--r-r(644)になる。
local_umask=022

# ASCIIモードによるアップロードを許可する。
ascii_upload_enable=YES

# ASCIIモードによるダウンロードを許可する。
ascii_download_enable=YES

# ユーザのログインディレクトリをルートディレクトリに変更する。
# ログインユーザはログインディレクトリの外側にアクセスできない。
# ただし、chroot_list_enableがYESの場合、リストアップされているユーザは対象外になる。
chroot_local_user=YES

# chroot_list_fileに記載されたユーザをchroot_local_userに基づき制御する。
chroot_list_enable=YES

# chroot_list_enableがYESの場合、参照するファイルを指定する。
chroot_list_file=/etc/vsftpd.chroot_list

/**
 * 追加箇所
 */
# ログインディレクトリが書き込み可能でもルートディレクトリに変更する。
allow_writeable_chroot=YES

03: 「/etc/vsftpd.chroot_list」、「/etc/vsftpd.user_list」の編集

Raspberry Piのデフォルトユーザであるpiを下記ファイルへ追記する。

vsftpd.chroot_list

chrootを無効にしたいユーザを追記する。

vsftpd.user_list

アクセスを許可するユーザを追記する。

04: 自動起動の設定

このままではvsftpdを手動で起動する必要があるので、ログイン時に自動起動するように設定する。

bash


$ sudo update-rc.d vsftpd defaults

05: 起動確認

プロセス確認 → vsftpdが表示されていればオッケー。

bash


$ ps -ef | grep vsftpd | grep -v grep

ポート確認 → Local Addressに「0.0.0.0:21」が表示され、Stateが「LISTEN」になっていればオッケー。

bash


$ netstat -nlt