Raspberry Pi3でtightvncserverのインストール方法

tightvncserverは無料のVNCをサポートしているオープンソースソフトウェアであり、低速ネットワーク上で動作するように圧縮処理が行われています。ここではtightvncserverのインストール方法を解説していきます。

VNCまたは「仮想ネットワークコンピューティング」は、キーボードとマウスを使用して、リモートサーバー上のグラフィカルデスクトップ環境と対話できる接続システムです。VNCを使用すると、コマンドラインの操作に慣れてないユーザーにとって、リモートサーバーのファイル、ソフトウェア、および設定を簡単に利用できます。

01: tightvncserverのインストール

bash


$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get install tightvncserver

02: 接続パスワードの設定

VNCサーバーを初回起動するとパスワードを要求されるので、パスワードを設定する。

bash


$ tightvncserver

03: 自動起動

    03-A:自動起動スクリプト作成     03-B:実行権限の付与     03-C:実行起動の設定     03-D:実行起動の確認

03-A:自動起動スクリプト作成

bash


$ sudo nano /etc/init.d/vncboot

vncboot


#! /bin/sh
# /etc/init.d/vncboot

### BEGIN INIT INFO
# Provides: vncboot
# Required-Start: $remote_fs $syslog
# Required-Stop: $remote_fs $syslog
# Default-Start: 2 3 4 5
# Default-Stop: 0 1 6
# Short-Description: Start VNC Server at boot time
# Description: Start VNC Server at boot time.
### END INIT INFO

# ログインするユーザーがpiの場合
USER=pi
HOME=/home/pi

export USER HOME

case "$1" in
 start)
 echo "Starting VNC Server"
 #Insert your favoured settings for a VNC session
 su $USER -c '/usr/bin/vncserver :1 -geometry 1440x900 -depth 24'
 ;;

 stop)
 echo "Stopping VNC Server"
 su $USER -c '/usr/bin/vncserver -kill :1'
 ;;

 *)
 echo "Usage: /etc/init.d/vncboot {start|stop}"
 exit 1
 ;;
esac

exit 0

03-B:実行権限の付与

bash


$ sudo chmod 755 /etc/init.d/vncboot

03-C:実行起動の設定

bash


$ sudo update-rc.d vncboot defaults
$ sudo reboot

03-D:実行起動の確認

下記コマンドを実行し、5901ポートでLISTENしていることを確認する。

bash


$ netstat -nlt

04: Macからtightvncserverへ接続する

「Finder」を起動し、「移動」→「サーバーへ接続...」をクリックする。 「サーバアドレス:」としてtightvncserverをインストールしたサーバーのアドレスを設定し、「接続」ボタンを押下する。(ポート番号は、LISTENしている5901ポートを設定) 「パスワード:」として設定したパスワードを設定し、「接続」ボタンを押下する。 tightvncserverをインストールした画面が表示される。